イメージ力！！

こんにちはOblaです。


私は絵を描く上で
重要な要素が3つあると考えています。

観察力、想像する力、描く力の3つなんですが。

この3つの中で最も伝えるのが難しくて、
最も習得に時間を要する部分が想像する力、イメージする力です。


おそらくほとんどの人が日常で無意識に使う部分なので
意識的に使うのが難しかったりすると思うんですよね。

なので今回はイメージする力をより理解してもらうために、
3つの要素の関係性と役割について簡単に解説してみます。


・観る→イメージする→描く

絵を描く時人は目で見たモノを
情報として処理してイメージして描いています。

ですがおそらく多くの人は
イメージの部分を意識して使ってないと思いますし。
突然イメージする力と言われてもよくわからないと思います。


全く伝わらないと思うので身近なところで
イメージの力をテストしてみましょう。

ご自身の体を使って簡単にできることなので
ぜひ試してみてください。

今から並べる部分を順番どうりに右手で触ってください。

ただしルールがあります、右手以外は動かさないとと
目をつぶった状態でお願いします。

頭 左肩 右耳 の順番にお願いします。


ゆっくりでもいいですよ。
ではどうぞ。


どうですか？触れましたか。
ほとんどの方は触れたと思います。

触れない人でも
何度かやれば必ず触れるようになります。

でもだから何？こんなのできて当然だよ
と思うかもしれませんが。

そう思うのはイメージを無意識に使っているからです。

サッカー選手は足元見ないでドリブルできますよね。

凄いと思います。

でもあれは蹴ったボールのイメージと
自分の足の位置のイメージが
頭の中にあるからできる技です。

目には見えていなくても
そこにあると頭が確かに認識しているから
足元を見なくても相手の選手をかわしながら
ゴールを決めれるわけです。

自分の体だってどこにあるか
頭の中に自分の体のイメージが無ければ触れません。

自分の絵だって目をつぶった時に明確に見えていますか？
写真のように明確に見えているか、
ピントの合っていない写真のようにぼやけているかで、
できる絵も変わってきます。

イメージ力を鍛えるにはこの無意識になっている
イメージ力を意識的に使えるようにする必要があります。

伝わりにくいかもしれませんが、
イメージ力は無意識的なものを意識的に使えるかどうかで、
上達に差が出てきます 。